保証・修理・ご注意
  御念珠について

2024/11/14 14:55


さまざまな仏教経典には、念珠の功徳が説かれており、それを持し、仏の名前を称える者を仏の世界へと繋ぐ力がある。数珠には仏が宿り、福を得て、持ち主を護る力が数珠に具わる。と示されています。また、優しさと希望が満ちた念珠の起源の物語「木槵子経(もくげんしきょう)」では、苦難を除く答えとして、安楽を得る方法として、お釈迦さまが念珠の作り方や使い方を説いておられます。

日本へ仏教が伝わったのは六世紀半ば。念珠も同じ頃に伝わったとされています。重要文化財指定の奈良時代の琥珀念珠や、聖徳太子の愛用品とされる蜻蛉玉の念珠も保存されており、そして、弘法大師が唐の皇帝から賜った念珠の記録も残っています。源氏物語、鳥獣戯画などにも多様な念珠の記載があり、日本でも古くから親しまれていた事が分かります。

念珠は個人で所有する法具で、とてもパーソナルなもの。持ち主の想いが宿り、想いが表れます。また、贈り主の想いものせる事ができるのです。そして、日々携え大切な心を育み、悲しみや苦しみを乗り越え幸せを思うとき、いつも持ち主の側にある法具なのです。

祈りを託し、願いを込め、悲しみの中で握りしめ、慶びの中でたぐる。人生に寄り添うのが念珠。私たちは、皆さまの幸せを編む数珠となることを祈り、最高の数珠をつくり続けます。