2024/11/14 16:23
念珠房はアクセサリーのブレスレットとは違い念珠にはなくてはならない大切なものであると山田念珠堂は考えております。現在、日本における念珠房には凡天系、撚り房系、紐房系がありそれぞれにバリエーションがあります。山田念珠堂の房は自社工房でも作られ、また商標登録を取得したオリジナリティの高い房づくりを展開し、高い評価をいただいております。

【 釈迦凡天® 】
釈迦凡天房は「伝統的な梵天房」に地道な改良を重ね山田念珠堂が開発したものです。日本で初めて30年以上も前に小田巻を念珠に採用した製品になります。丈夫で型崩れしにくく機能性に優れていることから、現在では一般的なものとなり他社においても異なる商品名で同様の念珠房を取扱っておられます。
【 梵天房 】
梵天従来の梵天房の そのふわふわとした手触りは独特なものですが、仕立てるためには熟練の職人の手技を必要としてきました。現在、美しい球形の梵天房を作ることができる職人は全国でも少なくなってきています。山田念珠堂では熟達の職人が梵天房を作る他、その工程を踏襲した機械化製造にも成功しています。

【 撚り房(正絹・人絹)】
現在、この形状の房は一般的なものになります。末端で撚り返す「撚り房」と、切り落とす「切り房」に分けられ現在はほつれにくく耐久性が高い「撚り房」がほとんどになっています。材質は「正絹」と「人絹」があります。
【 阿弥陀房®(紐房)】
打紐と言われる機械打ちされた「紐」で籠編みされた房部が特徴的な紐房。従来では同じ打紐で念珠の中通しも行っていましたが山田念珠堂では中通し糸(ウーリーナイロン)の特性を活かし、中通し糸と房を分けて仕立てているため型崩れしにくい仕立てとなっています。
【 弥勒房®(極細の上正絹)】
「撚り房」に独自の工夫を加え、上品でスマートさを併せ持つ洗練された房へと改良を重ね開発した「弥勒房」。使用される糸は特上の極細正絹で、弊社ならではの技術で品質の高い撚りを掛けています。従来の正絹房に比べると、より柔らかで繊細な感触を実現しており、好評を頂いています。
【 新利休房 】
山田念珠堂オリジナルの念珠房のスタイル。利休房を現代風にアレンジしました。装束念珠をコンパクトにしたイメージで組紐と切り房をミックスさせた4本の特徴的な房は上品さと華やかさそして独特の存在感をかもしています。
【 孔雀房® 】
2024年に登場の全く新しいオリジナル房。組紐を使い斬新なスタイルで仕立てております。従来の撚り房の広がりある形状を創出しながらも組紐の良さを合わせ持ち、房のパサつきやヨレを気にすることなくご使用いただけます。単色のみならず、さまざまな色合わせに対応できるカラーバリエーションも魅力です。
【 利休房 】
茶道を極めし千利休は禅宗独特の念珠を考案しています。現在では、その流れを受け継いだ利休房がいろいろな形で念珠に見られますが、山田念珠堂でも現代に相応しいアレンジをしたオリジナルの組紐を創作し、各宗派略式の片手念珠でも使用できるように仕立てております。
【 蓮如房®(浄土真宗略式)】
浄土真宗においては略式数珠の場合、男性用は紐房を女性用は伝統的に松房(切り房)が使われきました。山田念珠堂では、これらの房にオリジナルの蓮如結びを組み込み略式念珠初の蓮如結びの念珠を実現しました。平成22年全日本宗教用具協同組合審査員特別賞を受賞。